Rustの実行環境をインストール~実行まで

この記事は

Rustの実行環境を自分のPCに構築した際のメモ書き(手順)

ちなみに、AtCoderコンテストにRustで参加するためのガイドブックを参考にしている。

環境

手順

1. Rustupインストールスクリプト実行

rustup.rs - The Rust toolchain installerにあるコマンドを実行する。一度選択肢を選ぶ必要があるが、とりあえずdefaultの1を選択する。

以下の様な表示が出ればインストールが成功している模様。HOME/.cargo/binなどに諸々の設定ファイルとかがあるみたい。

Rust is installed now. Great!

To get started you may need to restart your current shell.
This would reload your PATH environment variable to include
Cargo's bin directory ($HOME/.cargo/bin).

To configure your current shell, run:
source "$HOME/.cargo/env"

2. インストールされたことを確認する

以下の通り。

$ rustc --version
rustc 1.66.0 (69f9c33d7 2022-12-12)

3. エディタ(Visual Studio Code

エディタはVisual Studio Code(以下、VSCode)を使います。私はすでにインストール済みだったので手順は割愛します。必要な方は公式サイトよりダウンロード。

3-1 拡張機能

rlsをインストールすることを想定していたが、どうもこの機能は非推奨になっている様である(2022/12/21時点)。READMEに従って、rust-analyzerを使用する。

VSCodeを使用しているのであれば、extensionを追加するだけで良い。

4. プロジェクト作成

AtCoderコンテストにRustで参加するためのガイドブックでは、cargo-generateを利用することを推奨(?)しているが、本記事ではスキップし、単にcargo initでプロジェクトを作成することとする。(本にもcargo initを用いた手順は載っているが)

以下のように、適当な名前でcargo initを実行すると、ワーキングディレクトリ配下に指定した名前のディレクトリが生成される。

$ cargo init first-project
$ ls
first-project

5. そして実行

$ cd first-project
$ cargo run
   Compiling first-project v0.1.0 (/Users/XXXXXX/dev/rust/first-project)
    Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.73s
     Running `target/debug/first-project`
Hello, world!